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こちらは、【本の目次】をまとめた「読書感想」ブログです。
今回ご案内する【本の目次】は、《「墓じまい!」親族ともめない、お寺に搾取されない、穏やかで新しい供養のカタチ》のご紹介です。
毎年、夏のお盆の時期になるとお墓参りをするために、帰省ラッシュが始まります。
7月、8月は「ご先祖様や故人が生まれ育った場所や家に戻ってくる」と言い伝えられている時期ですからね。
それでも、脳裏によぎるのは「お墓」のこと。
「お墓の後継者」のこと。「お墓にかかるお金」のこと。
近年では、少子高齢化が進み、『誰がお墓を守るのか』という「お墓」の悩みが増えつつあり、「墓じまい」という選択肢、「樹木葬(じゅもくそう)」や「海洋散骨(かいようさんこつ)」という言葉をよく耳にすることが増えてきたのではないかと思います。
そこでこの《「墓じまい!」親族ともめない、お寺に搾取されない、穏やかで新しい供養のカタチ》の本の登場です。
お墓・墓じまい・散骨の疑問。この一冊で解決します。
《墓じまい!》の本の帯の一部抜粋
\\\ このような方に読まれています ///
- 遠方でなかなかお墓参りに行けず、「墓じまい」を考えている方
- お墓の継承者がいないので、お墓をどうするか考えている方
- 将来、自分の子供たちにお墓のことで迷惑をかけたくないと考えている方
- 「樹木葬」、「海洋散骨」など、自然に還す葬送について知りたい方
それでは、《「墓じまい!」親族ともめない、お寺に搾取されない、穏やかで新しい供養のカタチ》の目次ページへご案内します。
《「墓じまい!」親族ともめない、お寺に搾取されない、穏やかで新しい供養のカタチ》の目次
◇《墓じまい!》の概要
[タイトル]墓じまい!
「親族ともめない、お寺に搾取されない、穏やかで新しい供養のカタチ」
[著者]小西正道
[出版社]株式会社ブックマン社
[ジャンル]社会
[出版年]2022年9月28日
◇《墓じまい!》の内容
お寺から気持ちが離れていくのはなぜか?
葬儀や四十九日の法要、その後の法事を含め
「付け届け」しか接点がないお寺との付き合いはストレスなだけ。
お墓から骨壺を引き上げて、
散骨などの新しい供養のカタチを模索する人が増えています。
しかし、その方法を知らないと、お寺によっては、
墓じまいに法外な金額を要求して、「バチが当たる」と言い出す始末……
今こそ考えよう、幸福な「死後」のこと!●戒名料、付け届け、離檀料…お寺に言われるままの金額を払いますか?
●永代供養といってもせいぜい30年程度。でもその前にお寺が消滅したら?
●「人質」ならぬ「骨質」!骨壺引き上げに「一体〇十万円」要求されたら?
●散骨に反対する親族がいても、故人の遺志を守って海洋散骨できますか?
●まるでキャンプ!? 話題の〈グランピングセレモニー〉を知っていますか?
「この仕事をしていると、改めて考えさせられます。
お寺やお墓は何のためにあるのでしょうか?
私の疑問であると同時に、
寺院や僧侶の立ち居振る舞いに違和感を抱いて、
墓じまいを決断された多くの方々の疑問であり、
憤りであると思います」
――著者「子どもたちに迷惑をかけるのは嫌」
「故郷にはもう誰もいない」「撤去して散骨したい」……悩める家族の心に寄り添い、悪徳僧侶と闘い続ける
引用:ブックマン社《墓じまい!》より
海洋散骨のトップランナーだからここまで書けた!
プロローグ「売る人」から「仕舞う人」へ … 5
《プロローグ「売る人」から「仕舞う人」へ ──私が墓じまいのお手伝いをしている本当の理由》は、5ページから始まります。
【1章】坊さんの正体見たり墓じまい ──誰のためのお墓?お寺の常識は世間の非常識 … 19
《【1章】坊さんの正体見たり墓じまい ──誰のためのお墓?お寺の常識は世間の非常識》は、19ページから始まります。
お坊さん、ソレやっちゃお仕舞いですよ! … 20
お坊さんの本来の役割は、仏陀(ブッダ)の教えである仏教を広め、人々を悩みや不安から救うこと。仏様にお仕えする素晴らしいお坊さんもいる中、ほんのひと握り、欲にまみれた「残念な坊主」もいることも事実です。『お坊さん、ソレやっちゃお仕舞いですよ!』
離檀、心の切れ目が縁の切れ目 … 37
寺院側の対応が全て“事務的“に感じられ、お寺との唯一の繋がりが『付け届け』だけだった。たとえそれが「お坊さんのマニュアル」だったとしても、「心」の繋がりを感じられない、“事務的”な対応に違和感が募(つの)る──。『心の切れ目が縁の切れ目』
墓じまい攻防戦、その時坊主は? … 49
「墓じまい」をしようと、市が開催する無料弁護士相談会に赴き、弁護士に相談するも「“離檀料”に「○百万円」、もしかするとそれ以上かかるかも知れない」との説明を受けた。半ば諦めてたところ、『株式会社縁(えにし)散骨想』のホームページを見つけ、ダメ元で相談をすることに。『墓じまい攻防戦』が始まる───。
【2章】現代お墓事情の基礎知識 ──墓じまいの最前線から見た改葬・散骨のリアル … 67
《【2章】現代お墓事情の基礎知識 ──墓じまいの最前線から見た改葬・散骨のリアル》は、67ページから始まります。
お寺はちゃんと「永代供養」できる? … 68
[少子高齢化による共同墓地の墓じまい]、[永代供養──「永代」とあっても三〇年程度]など、「共同墓地」、「永代供養」、「合祀墓(ごうしぼ)」について記載。
墓じまいは計画的に! … 82
[お墓の「引っ越し」──改装の主要パターン]には、大きく分けて4つのパターンがある。どこからどこに移すケースが多いのか。手続き方法なども含め、「お墓の引っ越し」について記載。
物や形にとらわれない海洋散骨 … 96
[散骨は一定のルールに従って行われる]、[ご遺骨は「粉末状」にしてから海に撒く]など、「散骨」がどんなものなのか、特に「海洋散骨」について記載。
【3章】心穏やかに送り送られたい ──遺された人たちにも安らぎと供養を … 113
《【3章】心穏やかに送り送られたい ──遺された人たちにも安らぎと供養を》は、113ページから始まります。
今だからこと見直したい「葬」のあり方 … 114
[形式ばった葬儀への違和感はコロナ禍以前から]、[「明るくほのぼのとした葬送」があってもいいじゃない]など、『今だからこそ見直したい「葬」のあり方』について記載。
遠くの親戚より近くの…… … 124
[血は繋がっていても価値観が違うのは当たり前]、[離れているきょうだいや親戚ほど口を出したがる?]など、[遺されたご家族にも安らぎと供養を]について記載。
「世間」が想い描く葬送のカタチ … 132
[「世間一般」は葬儀・埋葬をどう捉えているのか]、インターネットによるアンケート調査、早稲田大学名誉教授・浦川道太郎氏を研究代表者とする論文資料『墓地埋葬等に関する住民の意識調査』を基に[「世間」が想い描く葬送のカタチ]について記載。
エンディング「トーク」を少しずつ … 141
[中途半端な「終活」が後々身内を振り回す]、[仏壇だけを勝手に購入して「終活」終了!?]など、「終活」、「エンディングノート」、「エンディングトーク」について記載。
「おひとりさま」の終活作戦 … 161
[孤独死された方の遺品整理、やるせなさに胸が詰まる]、[おひとりさま終活支援サービス、運用実績を含め発展途上]など、おひとりさまの「終活」について記載。
[お墓・墓じまい・散骨]なんでもQ&A … 182
「お墓」のこと、「墓じまい」のこと、「散骨」のこと、etc…[分からないこと、知りたいことはなんでも聞きましょう!]。
エピローグ 自然に、そして自然とともに … 195
《エピローグ 自然に、そして自然とともに ──「グランピングセレモニー」の実現に向けて》は、195ページから始まります。
巻末付録 5分で書ける! エンディングノート … 201
タイトル通り「5分で書ける」エンディングノートの付録。チェック欄に「☑️」を入れて記入するタイプ。本格的なエンディングノートを書く前の予行演習として。
ここからは、私自身の読書感想が続きます。
目次やあらすじを見て興味を持たれた方や、ネタバレを避けたい方、ご自身の目で確かめたい方は、ぜひ本を手に取ってみてくださいね。
《「墓じまい!」親族ともめない、お寺に搾取されない、穏やかで新しい供養のカタチ》の読書感想
プロローグ「売る人」から「仕舞う人」へ【読書感想】
- 山への散骨は「国有林」のみ可能などのルールがあることを知った。
そこら辺(ある程度決められた場所)に撒いちゃダメなのね。 - 『生臭坊主』という言葉、初めて聞いた(知った)。笑
※[生臭坊主(なまぐさぼうず)]… (生臭物を平気で食べるような)品行の悪い僧。転じて、俗気(ぞくけ)・俗才のある僧。
- 『ご依頼者様からのお寄せいただいた声(弊社ホームページ)より』に泣けた。
- 散骨するにも「不安」があって「葛藤」があって、「ルール」があって…、当事者にならなきゃわからないことが沢山あるなって、頭の中いっぱいになった。(🤯)
《プロローグ「売る人」から「仕舞う人」へ ──私が墓じまいのお手伝いをしている本当の理由》の【読書感想】でした☺︎
【1章】坊さんの正体見たり墓じまい【読書感想】
- 本の挿絵が可愛い。猫とお坊さんの攻防(?)
- 『お布施(ふせ)』というものを初めて知った。あれがそうだったのかなって、祖母のお葬式の時のことを思い出した。
布施(ふせ)
読経(どきょう)や戒名(かいみょう)をつけていただいたお礼として、僧侶に渡す金銭のこと。原則として、お布施は僧侶のおこなった読経や戒名などに対する対価ではなく、ご本尊(ほんぞん)に捧げるもの。このお布施がご本尊をお守りする寺院の維持や活動費となります。対価や給料といった位置づけではないため、基本的にお布施の金額に決まりはない。
- 『お布施』の相場が、都市部で「30万〜60万円(地方だともう少し安い相場)」だと知って、お礼のお金だとしても、『ちょっと、高い…🫠💸』と思った(感じた)。
- ほんのひと握りの悪徳和尚の『お布施を受け取った住職の行動』が
(胸糞悪い🤬)悲しい。目の前で数えるの卑(いや)しい。ほんの一例かも知れないけど、同じ人間として、悲しい。
- 『戒名(かいみょう)料』というものがあることを知った。
戒名(かいみょう)
仏様の世界(あの世)における故人の新しい名前のこと。仏教において故人は亡くなると「仏弟子(ぶつでし)」になるとされており、その世界での呼び名が「戒名」というもの。「戒」は「戒め(いましめ)」の意味があり、仏教修行の上で守るべき戒律のことを指します。戒名を授かることで迷わず極楽浄土へたどり着けるといわれている。
※[仏弟子(ぶつでし)]… 釈迦(しゃか)の弟子。また、仏教徒。
- 『戒名料』には「ランク」があって、宗派によっても金額(料金)が変わってくるという。最低ランクでも「10〜30万円」くらいの相場らしい。
高すぎくん(高すぎる)…。🫠💸 - 『戒名料』に加えて『付け届け』というものもあるらしい。
- 年間3〜6回、1回につき3千円〜3万円くらいの相場で、某寺院では『戒名』のランクによって、毎年かかる額に差がつくという。(1万〜7万円)
- 寺院が定める「墓地規約細則」というものがあり、お墓にもルール(規約)があって、難しい言葉『冥加金(みょうがきん)』というのもあって、正直、ずっと、珍紛漢紛(ちんぷんかんぷん)です☺︎🌀
- 当事者になった時に『これが当寺院の規約ですから』と言われたら、「しょうがない」って適当に(焦って)決めてしまいそうで怖いなって思いました。
- 年間7〜8万円の『付け届け』を払い続けていた60代の女性の話を読んでて、『(夫婦の)仲が良かったんだな』と感じた。
- 『付け届け』だけが「寺院」との接点。そこに『心』(想い)はない。寺院側の事務的な対応に違和感を覚える。祖母のお葬式の時に感じた、私の中の“コレ”も違和感なのかも…。
- 『離檀料』たっかい。(言い値:200〜300万円)
- 『付け届け』や『離檀料』、どちらに転んでもお坊さんが損をしない仕組みになってる…。むむむ…(・ー・ ; )
- 57ページの[坊主にあるまじき餓鬼の所業]を読んで、悲しくなった。そして、憤(いきどお)りを感じた。
- 『遺骨を引き上げるだけで一体30万円』と極道まがいの「ゆすり」「たかり」。ふざけてる。
- 65ページの【備忘録】[坊主に二種類あり]で、「故人の遺言通りにできなかった」ことを知って、「もしかして“遺言書”も無効になることがあるのかな?」と疑問に思い、「遺言書」について検索した。
【自分用メモ】
無効と判断されない遺言書の書き方
①全文自筆で書くこと。
→パソコンや代筆で書くと“無効”になるので注意。「財産目録」の部分のみ、パソコンを使ったり資料を添付したりしてもかまわないとされている。
②必ず日付を入れること。
→日付が抜けただけでも“無効”になるので、必ず日付も書くこと。そして、日付も自筆で書くこと。
③氏名を自筆で書き押印。
→遺言者の署名、押印が必要。印鑑は実印である必要はなく、認印でも可。
④訂正や加筆も決められた方式がある。
→書き間違えた場合、書き足したい場合など「加除訂正(かじょていせい)」というものにも厳しいルールがあり、複雑でよくわからないので、手書きの履歴書ごとく、全部書き直すことにする。
⑤書面で作成すること。
→録画や録音による遺言は認められないので注意。必ず書面で作成すること。
《【1章】坊さんの正体見たり墓じまい ──誰のためのお墓?お寺の常識は世間の非常識》の【読書感想】でした☺︎
【2章】現代お墓事情の基礎知識【読書感想】
- 墓石のお墓『佛眠墓(ぶつみんはか)』というものがあることを知った。
- 『永代供養』は「永代」と言っても「永遠」・「永久」ではなく、「30年程度」だという。
- 『樹木葬』には2パターンあって、合祀墓(ごうしぼ)の『樹林墓地』と個別埋葬型の『樹木墓地』があるらしい。ややこしや…(・_・; )
【自分用メモ】
[永代供養墓地、合祀墓、共同墓地]の違い
*「永代供養墓地」
→ 永代供養をおこなうお墓のこと。一般的な永代供養墓には遺骨の保管期間があり、その期間を経過すると、合祀墓に遺骨を移すようになっている。合祀墓に移されるまでの期間中であれば、遺骨をあとから取り出すことも可能。
*「合祀墓」(ごうしぼ)
→ 合祀(ほかのご遺骨を一緒に、同じ場所に埋葬する)をおこなうお墓のこと。
*「共同墓地」
→ 「地域のコミュニティーなどが共同で管理・運営するお墓」のこと。(昔ながらの、昔からあるお墓)
→ 「ひとつのお墓に共同で納骨するお墓」のこと=合祀墓と同じもの。(近年のお墓に対して使われている)
- 78ページの[人気の「樹木葬」は共同墓地と合祀墓のハイブリッド]まで読んで思ったこと、「お墓も時代と共に変わって(変化して)いくんだなぁ…😌」としみじみ思った。(中島みゆきさんの[時代]が頭の中で流れた。笑)
- 『受験競争、出世競争を生き抜いた先に「墓地争奪競争」が待っているなんて、世知辛い世の中です。』の1文に頷いた。本当に「世知辛い世の中」だぜ_φ(>_< )pien
- 「お墓の引っ越し」にもいろんな手続きがあって、大変だと思った。今のうちに知れて(本を読めて)良かったかも。
- 94ページの『現在のお骨がどの墓地にあっても、散骨する場合は、厳密には「改葬」とは言いません。(略)現在の法律では海洋散骨は「改葬」に当たらない』『面倒な改葬申請手続きは、自治体にもよりますが原則不要』に「へぇー(・o・)」ってなった。
- 厚生労働省で[散骨に関するガイドライン(散骨業者向け)]があるのを知った。他にも[墓地、埋葬等に関する法律]などの情報(ガイドライン)が掲載、まとめられてた。
- 99ページの『ご自宅での粉骨』する「写真」と、ご依頼者様の感謝の言葉を見たら(読んだら)泣けてきた。
- 109ページの[「散骨を墓に埋葬する」が定着したのはたかが半世紀前]で[宇宙戦艦ヤマト]や[ルパン三世 カリオストロの城]がヒットした頃だと知って少し驚いた。最近なんだ(「散骨を墓に埋葬する」ことが)定着したのは。やっぱり時代と共に(国の政策や法律によって)変化するんだ、と思った。
《【2章】現代お墓事情の基礎知識 ──墓じまいの最前線から見た改葬・散骨のリアル》の【読書感想】でした☺︎
【3章】心穏やかに送り送られたい【読書感想】
- お金によって(金額によって)、葬儀の松竹梅(?)があるのは、なんとなく知ってた
(結局、世の中“金”か‼︎😡って憤ってた。今も思ってる。笑)けど、コロナ禍以前から、『形式ばった葬儀に対して違和感』を感じてた人がいたのは知らなかった。 - コロナ禍で(感染しないように)『家族葬』や『直葬』などの「小さなお葬式」が、一般的なものになってきた。
- お墓や葬儀だけじゃなくて、結婚式とかも、昔は「見栄の張り合い」が「主流」だったんだな、って思う。「見栄」ほど無駄なお金の使い方はないような気がする。
- 124ページの[遠くの親戚より近くの……]の「海洋散骨」の葬送で『遺灰とお花が海に撒かれると、船はそこを中心に「の」の字を描くようにゆっくり旋回しながら次第に遠ざかっていきます。』の「海洋散骨」のクライマックスの場面を、想像したら泣けた。
- 129ページの『逝去(せいきょ)通知の葉書』の内容に良いと感じた。特に『故人の遺志により』の部分が、故人に寄り添った葬送だと思うし、なにしろ、遺された人たちのことを考えて、生前に『葬儀はこうしてほしい』と伝えていたんだろうなって。「家族愛」というか、「愛」がそこにはあったんだって感じられて、いいなって思った。うちの親(特に父)は、考えてないだろうから、
「お前たちのことは知らん」「俺は俺が良ければそれでいい」だものね。昔から。まじムカつく。そこに『愛はない』。(○○フルの「そこに愛はあるんか〜」のCMが脳内に流れる笑) - 『「死んだ人間より、生きている人たちを大切に」』。「生きていく」ってそうゆうことなんだろうなって思った。
漢数字の表記、読みづらい。もし将来、本を出すことがあるなら、漢数字は使わないようにしようと思った。- 139ページの『8 ご自身のご遺骨の散骨希望』の円グラフで、『遺族の判断に委ねる』が『42.4%』というアンケート調査の結果、『遺族まかせ』の面が強いことを知って思ったことは、「まかされても困るな…」が「本音」なところ。「自分のケツは自分で拭いてほしい。やれるところまででいいから」。ある程度、決めといてもらった方が遺される身として楽だと思う。特に心の面で。
- 144ページの『初めて経験する施主(せしゅ)として葬儀を含めた「死後事務」に翻弄(ほんろう)され、ボロボロになります。』の経験談に「死後事務」「葬儀」についてヒントがありそう。
【自分用メモ】
経験談を基に“いま”からできることのヒント
*読経(どきょう)を頼む寺くらいはせめて決めておいてほしかった。
→[葬儀 読経 〇〇(住む地域名)]で調べておくといいかも。
*通帳・印鑑を見つける家捜(やさが)しに二日もかかった。
→ 通帳は印鑑のいらないネット銀行に集約する。管理が楽。
→ 口座は仕事用とプライベート用の2口座まで。管理が楽。
- 145ページの[二〇人程度の葬儀のはずが四〇〇人規模にふくれ上がる]から[新聞掲載の可否確認は思わぬ落とし穴]までのお話(実話)を読んで、「そういうこともあり得るんだ」と勉強になった。
- 葬儀などでは「想定外の事態」が起こり得ることを覚悟しておく必要がある。
- 「遺言書」は、家族でも勝手に開封することはできず、家庭裁判所で『検認』という手続きを踏む必要があるらしい。(152ページ)
- 「遺言書の検認」には、約1〜2ヶ月かかるそうで、「遺言書」に「葬儀に関する希望」を書いても、後の祭り(葬儀を終えた後に故人の希望を知ること)になってしまうため、気軽に書ける『エンディングノート』に書いて、家族内でじっくり話し合う方がいいみたい。
- 156ページ[金持ちケンカせず、遺産が少ないほうが揉めやすい]で、確かにドラマなどでは『壮大な遺産をめぐる兄弟姉妹の骨肉の争い』がテーマのドロドロしたものがあるけど、実際のところ、遺産の少ないほうが揉めやすいのは、納得する。「お金があれば、こんな些細なケンカもしなくて済むのにね…」という母の言葉が頭をよぎった。
- (遺言書の)「改竄(かいざん)」の「竄(ざん)」という字が読めなくて[あなかんむりにねずみ]で検索した。笑(ネズミが穴に隠れるさま。訓読みで「のがれる・ かくれる」など)
- 160ページ[自分が書いたエンディングノートを親に見せる]のところを参考にして、気軽に「エンディングトーク」ができるようになるには、ある程度の時間が必要だと感じた。
- 166ページ〜[地方自治体の「終活支援サービス」を調べてみる]で、『自治体による終活支援サービス(一部)』の表を見たり、自分でネットで検索してみたけど、どこも「高齢者」「シニア」「シルバー」という文字が多かった。「終活は高齢者だけ」なのかな。
- 172ページ[おひとりさま同士、内縁の妻に遺せるものは?]で『内縁の妻に“遺族厚生年金”として残すことができる』ことを知った。
【自分用メモ】
厚生遺族年金について
*遺族年金は、「被保険者によって生計を維持していた遺族」が受けとることができる。
年金は遺族の生活の安定が損なわれないようにする制度であり、法律(厚生年金保険法)は、婚姻届を出していない「内縁の妻(あるいは夫)」でも遺族年金を受けとることができると定めている。
- 175ページの[「鬼姑」いびり倒されてきたお嫁さんの静かなる復讐]の中のお嫁さんの心の中のセリフ『「ざまーみろ、お前なんかしょせん×××だわ!」』の「×××」の部分がわからない。なんて言ったんだろう?「“愛人以下”だわ!」とか???・・・わからない。(🥺)
- 182ページ〜の『[お墓・墓じまい・散骨]なんでもQ&A』がおもしろい。ずっと「へぇー(‘◉⌓◉’ )」が続いた。笑 知らないことが沢山あるなぁ…って思った。
《【3章】心穏やかに送り送られたい ──遺された人たちにも安らぎと供養を》の【読書感想】でした☺︎
エピローグ 自然に、そして自然とともに【読書感想】
- 「グランピングセレモニー」いいなぁって感銘を受けた。星空の下、綺麗だろうな。美しいだろうな。泣いちゃうだろうな。
- 「海洋散骨」も当書を読んでて「美しくて素敵だな」と思ったけど、私のところは、海なし県の山あり県なので、「樹木葬」に近い「グランピングセレモニー」にしたいなって思った。
- と「グランピングセレモニー」も視野に入れてみたけど、後継がいないことが脳裏に浮かんだので、やめとく。
というかできない。(悲)
《エピローグ 自然に、そして自然とともに ──「グランピングセレモニー」の実現に向けて》の【読書感想】でした☺︎
巻末付録 5分で書ける! エンディングノート【読書感想】
- 当書に書き込みするのは、忍びないので、Googleのスプレットシートに入力して自分なりにまとめました☺︎
- 『生い立ち』の①の『幼少期は[◻︎神童 ◻︎美形 ◻︎やんちゃ]だった(複数可)』に、ちょっと笑っちゃった。“複数可”なら、全部にチェック入れとこうかな☺︎笑
- 本格的な「エンディングノート」は、この付録の「エンディングノート」を基に、付け足したり、自分なりの「エンディングノート」を書いていこうと思う。
《巻末付録 5分で書ける! エンディングノート》の【読書感想】でした☺︎
まとめ
今回の「本の目次+α(読書感想)」は、《「墓じまい!」親族ともめない、お寺に搾取されない、穏やかで新しい供養のカタチ》をご紹介しました。
お盆が近くなると思い出す「お墓」の“今後”こと。
「お墓」について、「お墓のお金」について、「お墓の仕舞い方」について知りたくて、当書を手に入れました。
当書では『お墓・墓じまい・散骨の疑問』、知らなかったことをいろいろ知りました。
「死後事務」についても、ネットで調べてみましたが、やることが意外と多くて、情報が多くて、途中で読むのをやめました。笑
それでも、必要になる「来るべきとき」に備えて、少しずつ読んで、自分なりに「エンディングノート」にまとめようと思いました。
ある程度のことを決めておくことも、遺された人へのためになるのではないかと。
「エンディングノート」も、ひとつの『愛』のカタチなのかな☺︎
私のこの読書感想が、この世界にいる「誰か」の役に立てば、「ヒント」になれば幸いです。
最後までお読みいだだき、ありがとうございました☺︎♡
それでは、また。本の世界【5ページ目】で待っています。
今回ご紹介した本はこちら☺︎
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