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このブログを執筆してるクロマク・リヒトと申します。
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こちらは、【本の目次】をまとめた「読書感想」ブログです。
今回ご案内する【本の目次】は、《「実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》のご紹介です。
毎年、夏のお盆の時期になるとお墓参りをするために、夏の風物詩ともなった(?)、年に1度の「帰省ラッシュ」が始まります。
「年に1度の帰省ラッシュ」、七夕の彦星と織姫みたいですね(?)☺︎☆
夏の風物詩といえば、花火・花火大会・スイカ・かき氷…など、楽しみが多々ありますが、それでも、脳裏によぎるのは「実家」の“今後”のこと。
地方出身で、実家には老親が1人暮らしをしていたり、親が亡くなっても、誰も実家に住む予定がないなど、「実家」の“今後”のことを『どうにかしなきゃ』と思いながらも、『そこまで急ぎではないし、なんとかなるだろう』と軽く考え、つい「実家」のことを先延ばしにしてしまう方も多いのではないでしょうか?
また、近年では少子高齢化が進み、『誰がお墓を守るのか』という「お墓」の悩みも増えつつあります。
そこでこの《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》の本の登場です。
(実家処分)(家財整理)(墓じまい)がよくわかる入門書!
《実家じまい終わらせました!》の本の帯の一部抜粋
\\\ このような方に読まれています ///
- 実家の今後のこと「実家じまい」(実家の始末)を考えている方
- 老親が住んでいる実家を継承することが難しい方、または、将来住むことは考えていない方
- 遠方でお墓参りが難しく、「墓じまい」を考えている方
- お墓のお引っ越しなどの「改葬」にかかる費用や手続きに不安がある方
- 遺品整理、生前整理などの「家財整理」を検討している方
- 将来、自分の子供たちに「実家」「お金」「お墓」のことで負担をかけたくないと考えている方
それでは、《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》の目次ページへご案内します。
《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》の目次
◇《実家じまい終わらせました!》の概要
[タイトル]実家じまい終わらせました!
──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方
[著者]松本明子
[出版社]祥伝社
[ジャンル]社会
[出版年]令和4年6月10日
◇《実家じまい終わらせました!》の内容
引用:祥伝社《実家じまい終わらせました!》より
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実家じまいで大赤字を出した松本明子さんが、
3人の専門家に聞いた――!
これから実家じまいをする人に必ず役立つ
?知っておきべき&やっておくべき”こと!!
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両親が数十年前に建てた念願のマイホーム。
現在は、みなさんが独立されて、
故郷に親御さんだけが住まわれている、
ゆくゆくは実家に住む人が誰もいなくなってしまう、
そんな状況ではないでしょうか?
とはいえ、日々忙しい中で、
頭の片隅に実家の後始末への心配はあっても、
現実の対処は先延ばしになってしまっている……
という方も多いでしょう。
しかし、そうして先延ばしにした結果、
タレントの松本明子さんは、
●空き家になった実家の維持費:約1800万円
にもかかわらず、
●売却時の初回査定額:約200万円
という大赤字を実際に出してしまったのです。
では、少子高齢化で空き家となる実家がますます増える中で、
これから実家じまいに取り組む方は、どうしたらよいのか――?
実家じまい体験者の松本明子さんが、
「あの時どうすればよかったのか?」
「これから取り組む人の注意すべきことは何なのか?」etc.を
【空き家の専門家】【家財整理の専門家】【墓じまいの専門家】
に質問して、教えてもらいました。
少しとっつきにくいテーマですが、
これから避けては通れないことばかり……。
松本さんと一緒に、初歩から
実家じまいについて、学んでみませんか?
―――――――――――――――――――――――――――
こんな人は、いますぐこの本で
実家じまいの情報を知ってください!
?地方出身で、実家には老親が一人暮らしをしている
?親が亡くなっても、誰も実家に住む予定がない
?実家は貸せばいい、売ればいいと軽く考えている
?実家の財産の相続税にいくらかかるかを知らない
?家財整理やデジタル遺品に潜む問題に気づいていない
?遠方の故郷に先祖代々のお墓がある
?改葬にかかる費用や手続きの仕方がわからない
?実家やお墓の管理でトラブルの火種を抱えている
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【第1章】「空き家」ってこんなにお金がかかるとは!
《【第1章】「空き家」ってこんなにお金がかかるとは!》は、18ページから始まります。
❶空家の維持に25年、かけた費用は1800万円! … 20
・宮大工が建てた父こだわりのマイホーム … 20
父の念願のマイホーム。普通の大工さんではなく、神社やお寺などを手がける「宮大工」さんに頼んで、釘を1本も使わない日本古来の伝統的な建築技術を用いた「木組の家」を建てました。
・親子三人でバーやスナックをハシゴ!? … 24
1960年代の高度成長期。子供の頃の父の給料は、そこそこよかったのでしょう。夜な夜なバーやスナックに繰り出します。それもひとりではなく『親子三人でバーやスナックをハシゴ』する。
以降の目次は、次の通りです。
- 27歳で両親を東京に呼んだ … 27
- 実家の維持費とローン返済でドケチ生活に突入! … 28
- 「実家を頼む」──父が遺した重すぎる一言 … 31
- 高松市役所からかかってきた電話 … 33
- 実家を避難場所に──かけた費用が350万円! … 35
❷父の思いに揺れた実家じまい、ついた売値は600万円 … 37
・テレビ番組への出演を機に実家じまいを考えるように … 37
実家をリフォームして4年が経ったころ。実家の空き家問題を抱える芸能人を特集した番組『私の何がイケないの?』(TBS)に出演をきっかけに「実家じまい」を考えるようになりました。
・バラエティー番組で取り上げた私の実家じまい奮闘記 … 40
『爆報!THEフライデー』(TBS)というバラエティー番組で、空き家になった実家の処分に奮闘する私(松本明子)の姿を取り上げてくれることになりました。
・売却成功!──人手に渡っても家は残せた … 43
空き家バンクに登録。売却は、せめてリフォーム代にかけた分の元は取れるように「600万円」に。空き家バンクに登録してから間もなくのこと。買いたいと買い手が現れるが───。
❸家財や遺品の整理は死ぬほど大変 … 46
・実家に残されていた大量の家財や遺品 … 46
買い手が見つかり、安堵したのも束の間、[実家に残されていた大量の家財や遺品]の処分という「実家じまい」の最後の「大仕事」が待っていました。
・廃棄処分になった20トン分の「ゴミ」 … 50
先祖代々から伝わる家財や骨董品、父の2,000冊以上ある本、母の着物や洋服は100着以上、私のものも大量にありました。家を引き渡す期間は3ヶ月後──。ほとんどの物が、20トン分の「ゴミ」となりました。
以降の目次は、次の通りです。
- あとから知った専門業者の存在 … 53
- 親が元気なうちに実家の話を … 54
- 残高1円の通帳のために高松へ来てくれ……!? … 56
- 最後に残ったのはお墓の問題 … 60
- 松本明子の実家じまい反省点! … 62
【第2章】教えて専門家の人!|実家の「空き家問題」はどうすればいいですか?
《【第2章】教えて専門家の人!|実家の「空き家問題」はどうすればいいですか?》は、64ページから始まります。
❶実家の空き家問題とは何か? … 67
・空き家がどんどん増えている … 67
『空き家になった実家の処分』の専門家、NPO法人 空家・空地管理センターの上田真一さんにアドバイスを対話形式で教えてもらいます。『教えて専門家の人!』
・空き家はなぜ増えているのか … 69
空き家が増えている理由の1つとして『住宅を作りすぎた』ことが挙げられます。また『住宅用の特例(固定資産税等の減免)という制度ができて、空き家の解体が抑制された』ことも要因だと考えられます。他にも経済効果が大きい───。
以降の目次は、次の通りです。
- 実家じまいは先送りするほど維持費がかかる … 73
- 空き家をきちんと管理しないと賠償責任のリスクが増す … 75
- 空き家の管理は体力も気力もお金も消耗する … 79
- 「特定空家等」に指定され、勧告を受けると税制上の優遇措置がなくなる … 80
- 空き家の管理で大切なのは近隣への挨拶 … 85
- 自分で管理できないなら専門の業者を利用する … 86
❷「負動産」にしないための実家の空き家対策 … 89
・ニュータウンの空き家は要注意 … 89
田舎の空き家は、売ったり貸したりするのが難しいと聞く。その状況、実は地方だけではなく、都市の近郊でも起きているという。特に[ニュータウンの空き家は要注意]だとか…。
・空き家の多い地域かどうかはネットでわかる … 91
“空き家の多い地域”の調べ方として、1番おすすめなのは『現地を見て回る』ことです。ですが、そうは言っても、遠方でなかなかそんな時間が取れない…。『現地を見て回る』ことができない場合は、『住宅・土地統計調査を利用するのがいいと思います。』つまり「ネットで検索」です。
以降の目次は、次の通りです。
- 空き家処分の99%は売却 … 94
- マンションも早めに売却する人が多い … 96
- 賃貸で成功する三つの条件 … 97
- 市場の現実を受け入れる … 99
- 田舎でも「即利用可」の空き家なら売れる … 100
- 売れるための努力を惜しんではいけない … 105
- 田舎でも「好立地」と「古民家」は売れる … 106
- テレワーク移住で好まれる物件とは? … 108
- 更地にするには多額の解体費用がかかる … 110
- 田舎に行くほど解体費は高くなる … 114
- 都心部でも売りにくい瑕疵物件 … 117
- 売れない空き家は、ご近所に売却を打診する … 121
※[瑕疵(かし)]… ①きず。欠点。また、過失。②法律上、なんらかの欠点や欠陥のあること。
※[打診(だしん)]… 指先や打診器で胸・背などをたたき、その音で内臓の診察をすること。比喩的に、相手に少し働きかけ、その反応で相手の意向などを判断すること。
❸親が元気なうちにやっておくべき空き家対策 … 123
・実家の不動産の権利関係を確認しておく … 123
空き家の問題を未然に防ぐには、『親が元気なうちにやっておくべき』です。相続が発生してからだと遅すぎるので、“親が元気なうちに”[実家の不動産の権利関係を確認しておく]ことが重要です。
・実家をどうしたいか、親の意向を確認する … 127
『実家の不動産の権利関係を確認しておく』の他に、親が元気なうちにやっておきたい「空き家対策」として、[実家をどうしたいか、親の意向を確認する]ことです。
以降の目次は、次の通りです。
- 親の思いは重い … 128
- 実家の生前贈与 … 130
- 実家の財産を把握する … 133
- 空き家の譲渡所得の3000万円特別控除 … 139
- 実家を共有名義にしない … 141
- 親の思いも子どもに残す … 143
- 相続放棄をするには … 147
- 親が施設に入る前にやっておくべきこと … 149
- 空き家の専門家に学んだ重要ポイントの復習! … 152
【第3章】教えて専門家の人!|思い出の品はどうしたらいいですか?
《【第3章】教えて専門家の人!|思い出の品はどうしたらいいですか?》は、154ページから始まります。
❶遺品整理を上手に進めるコツ … 157
・遺品整理も生前整理も基本は家財を整理すること … 157
『大量に残された家財の整理』の専門家、株式会社ワンズライフの上野貴子さんにアドバイスを対話形式で教えてもらいます。『教えて専門家の人!』
・大事なのは「無人島に持っていける3冊の本」の感覚 … 161
大量の物を「いるもの」と「いらないもの」に分けるのは大変です。特に写真などの思い出の品は、懐かしさに浸り片づけが進みません。自分の物ですら時間と労力がかかるのに、親の遺品整理はさらに困難です。そこで[大事なのは「無人島に持っていける3冊の本」の感覚]です。
以降の目次は、次の通りです。
- 片づけは「時計回り」で行なう … 165
- 仕分けの数だけダンボールを用意する … 166
- 写真の扱いを決めておく … 167
- 人形は捨てられない人が多い … 169
- マスクを外せる場所を確保する … 171
- 実家じまいは法事や神事を節目に考える人が多い … 172
❷生前整理は「終活」の考え方を取り入れるとうまくいく … 175
・親世代の価値観を受け入れ、寄り添う … 175
親が元気なうちに片付けを始めようとすると、時に反発があり、喧嘩になることもあります。生前整理をスムーズに進めるには、[親世代の価値観を受け入れ、寄り添う]ことです。
・親には片づけられない理由があるかもしれない … 178
親が物をためたり、片付けないのには、理由があるかもしれません。一見すると、ただ怠けているように見えることもありますが、子どもが「だらしない」「ボケたんじゃないの」などと言うと、親のプライドを傷つけてしまいます。もしかすると[親には片付けられない理由があるかもしれない]のです。
以降の目次は、次の通りです。
- 親の意向はエンディングノートを活用して把握する … 180
- 心を尽くして、親子で一緒にエンディングノートを書いていく … 188
- 親はどんなに年を取ってもお金や家は自分で管理したい … 193
- ID・パスワードには必ず「スペアキー」を! … 195
❸専門業者を上手に利用する … 199
・大事なものだけ回収したら、あとはお任せが一番 … 199
遺品整理や生前整理などの家財整理は、専門の業者さんを上手に利用しましょう。[大事なものだけ回収したら、あとはお任せが一番]です。
・気になるあれこれQ&A … 204
遺品整理や生前整理に関する疑問、「介護ベッドを置くスペースがない場合はどうしたらいいですか?」、「貴重品の類が出てきたときはどうなりますか?」などの、[気になるあれこれQ&A]で記載。
・家財整理の専門家に学んだ重要ポイントの復習! … 208
遺品整理や生前整理、「家の整理」に関する[家財整理の専門家に学んだ重要ポイントの復習!]します。
【第4章】教えて専門家の人!|先祖のお墓をどうしたらいいですか?
《【第4章】教えて専門家の人!|先祖のお墓をどうしたらいいですか?》は、210ページから始まります。
❶墓じまいはどうやればいいの? … 213
・墓石まで引っ越すケースはそう多くない … 213
『地方にある先祖の墓じまい』の専門家、明石行政書士事務所の明石久美さんにアドバイスを対話形式で教えてもらいます。『教えて専門家の人!』
・改葬の手順と費用を知る … 216
お墓のお引っ越し、改葬について、大きな流れと費用について掲載。多くの日本人が仏教式の葬儀を選ぶため、仏教をベースに[改装の手順と費用を知る]ところから進めます。
以降の目次は、次の通りです。
- まずは親戚に「お墓を継いでもらえないか」相談してみる … 220
- お寺や親戚の意向次第では分骨を考える … 223
- 永代供養のお墓を利用する際はこの点に注意! … 225
❷引っ越し先のお墓や供養はどうするの? … 232
・新しいお墓は先走って買ってはいけない … 232
お墓を新しく購入する前に、現在のお墓の墓じまいを確実に終わらせることが重要です。なぜなら、新しいお墓を買った後に親戚やお寺との間でトラブルが生じ、墓じまいが進まなくなる可能性があるからです。
・お骨は「ゆうパック」で送れる … 234
お墓が遠い、高齢で歩くことが難しいなど、「遺骨を郵送できないだろうか?」と考えている人も少なくないと思います。日本国内では、日本郵便の「ゆうパック」を使って「遺骨」を送ることができます。これは法律的にも問題ありません。ただし、海外への郵送はできません。
以降の目次は、次の通りです。
- 改葬にはいろいろな方法がある … 273
- 供養をして後悔する人はいない … 240
- 改葬で手元供養をするケースは少ない … 241
- 自分はどのお墓に入るのか …243
- 維持費が途切れると墓じまいを要求される … 245
- 墓じまいの専門家に学んだ重要ポイントの復習! … 248
おわりに … 250
松本明子さんが『大赤字を出した私が たどり着いた 家とお墓のしまい方』について綴った、本の終章。
ここからは、私自身の読書感想が続きます。
目次やあらすじを見て興味を持たれた方や、ネタバレを避けたい方、ご自身の目で確かめたい方は、ぜひ本を手に取ってみてくださいね。
《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》の読書感想
【第1章】「空き家」ってこんなにお金がかかるとは!【読書感想】
突然ですが、ここでお知らせ(?)のようなもの、です☺︎
【本の目次】実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方【目次+読書感想】を、1記事にまとめて投稿しようとしたら、22,000文字以上になりそうなので、「part.1」「part.2」「part.3」に分けました☺︎
「part.1」はコチラからどうぞ↓
❶【本の目次】実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方【目次+読書感想】part.1
「part.1」の[実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方]の読書感想は、【本の目次】〜[【第1章】「空き家」ってこんなにお金がかかるとは!]について感想をまとめました。
【第1章】は、著者の松本明子さんの体験談から始まります☺︎
【第2章】教えて専門家の人!|実家の「空き家問題」はどうすればいいですか?【読書感想】
【第2章】教えて専門家の人!|実家の「空き家問題」はどうすればいいですか?の【読書感想】は「part.2」にまとめました☺︎
「part.2」はコチラからどうぞ↓
❷【本の目次】実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方【目次+読書感想】part.2
「part.2」の[実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方]の読書感想は、【本の目次】〜[【第2章】教えて専門家の人!|実家の「空き家問題」はどうすればいいですか?]について感想を書きました。
【第2章】は、「遠方にある実家に老親が住んでるけど、将来そこに住む予定はない」など、実家の「空き家」問題について専門家の方に教えてもらいながら進みます☺︎
【第3章】教えて専門家の人!|思い出の品はどうしたらいいですか?【読書感想】
❶遺品整理を上手に進めるコツ【読書感想】
- 157ページ[遺品整理も生前整理も基本は家財を整理すること]の上野さんの『遺品などの家財が手つかずで残された空き家は、家族の思い出がまるで博物館みたいにそのまま残っていることが多いですから、片づけるのは本当に大変ですよね。』の「家族の思い出がまるで“博物館”みたい」というフレーズが「なんか良い(🏺)」と思った。
- 「家族の思い出は博物館」_φ(・_・ )
【自分用メモ】
[片付けは「時計回り」で行なう]165p〜
*基本は無駄をなくすために1方向に片付ける
→「時計回り」や「手前から奥へ」など1方向に片付けること。
*仕分けの数だけダンボールを用意する
→ 捨てるものは、そのままゴミ収集に出せるようにゴミ袋に入れていく。(分別する)
→「液体」のものは「液体」と1カ所にまとめる。
*写真の扱いを決めておく
→『自分と自分の知ってる人が写ってる写真だけ残す』など基準を決めておく。
→『迷ったら残す』というのも「遺品整理」の1つの考え。
*人形やぬいぐるみの手放し方
→ こんまりこと、近藤麻理恵さんのこのYouTubeが参考になると思った。
ぬいぐるみの手放し方、こんまりが教えます!【公式】こんまりちゃんねる (@konmarichannel)
→ それでも日本人形などの人の形をしたものを捨てるのに抵抗があれば、『人形供養 送付 寺社』と検索してみるのもいい。
→ または『日本人形 買取』で検索してみるのもありかも。
日本人形・西洋人形の【COYASH(コヤッシュ)】
- 172ページ〜[実家じまいは法事や神事を節目に考える人が多い]で、『グリーフ』という言葉を初めて聞いた。
グリーフ(grief)
喪失体験によって湧き上がってきた感情や考えを、思いのままに表に出せず、心にフタをして抑え込んでしまった状態を英語で「グリーフ(grief)」と表し、日本語では「悲嘆」や「深い悲しみ」を意味します。特に死別などによる深い悲しみや苦悩、嘆きを指します。
- 『グリーフ』を検索してて、身近な人が亡くなったとき、悲嘆に暮れたり喪失感に苦しんだりしている遺族に寄り添い、悲しみから立ち直れるようにケアを行う、「グリーフケア(グリーフワーク)」というものがあることを知った。
- 「人はいつか死ぬ」って頭の中でわかっていても、いざその立場になったとき、立ち直るのには、人それぞれに「時間」が必要不可欠になる…。
❷生前整理は「終活」の考え方を取り入れるとうまくいく【読書感想】
- 175ページ[親世代の価値観を受け入れ、寄り添う]で、思ったことは、「アサーション」っぽいと思った。
アサーション(assertion)
自分と相手の両方を大切にしながら、しっかりと主張を行うコミュニケーション方法の1つです。相手を傷つけることなく、お互いの意見を尊重し、より良い結論に導くことを目指します。自分の意見を無理に押し付けるのではなく、相手の主張も受け入れる姿勢を大切にします。
- 178ページ[親には片付けられない理由があるかもしれない…]でも、はじめて聞く、知らない言葉があった。『セルフ・ネグレクト』
セルフ・ネグレクト
自分自身のケアを怠る状態のこと。特に高齢者などが、自宅で暮らしている際に、食事や着替え、病気の治療など本来行うべきことをしない、またはできないために、心身の健康や安全が脅かされる状態を指します。これにより、生活の質が低下し、健康に問題が生じる可能性があります。
- 180ページ〜[親の意向はエンディングノートを活用して把握する]に載っていた「エンディングノート」を見て、「介護についても考えなくちゃいけないのか」、「書くのに時間がかかりそうだ(長くなりそうだ)」と思った。
- 前回紹介した【本の目次】墓じまい!【読書感想】で『5分で書ける!エンディングノート』が巻末に付録としてついているので、それからはじめてみるといいと思った。
- 188ページ〜[心を尽くして、親子で一緒にエンディングノートを書いていく]で、『終活という考えがだいぶ広まった(略)エンディングノートのことを知らない高齢者はいません。ですが、書いたことがあるのはせいぜい2割程度』だと知って、意外と少ない印象だった。
- 松本明子さんは、25年の年月と実家の維持費などのお金を含めて大変だったと、当書ではおっしゃっていましたが、エンディングノートにしろ、生前整理にしろ、遺品整理にしろ、「時間」と「お金」がかかることがよくわかった。
❸専門業者を上手に利用する【読書感想】
- 199ページ〜[大事なものだけ回収したら、あとはお任せが一番]で、遺品整理や生前整理などの家財整理の専門業者は、まだ十数年と歴史が浅いことを知った。
- 204ページ〜[気になるあれこれQ&A]で、生前整理で介護ベッドの搬入の動線(スペース)を確保するために業者に頼めることを知らなかった。
【自分用メモ】
[専門業者を選ぶときの注目ポイント]200p〜
◎遺品整理や生前整理の専門業者か
◎「企業理念」を公開しているか
◎「代表挨拶」はあるか
◎「社員教育」をしているか
遺品整理の1件あたりの相場は20〜40万円。
国民センターのレポートでは、平均42万円。
《【第3章】教えて専門家の人!|思い出の品はどうしたらいいですか?》の【読書感想】でした☺︎
【第4章】教えて専門家の人!|先祖のお墓をどうしたらいいですか?【読書感想】
❶墓じまいはどうやればいいの?【読書感想】
- 213ページ〜[墓石まで引っ越すケースはそう多くない]で『お寺さんや民営の墓地では通常、墓石を扱える石材店が指定された業者に限られています。』の部分を読んで、前回【本の目次】で紹介した[墓じまい!]という本の内容と「同じだ😀」と思った。墓石はお寺や民営の墓地先で各々決められている。
- 217ページ〜[改葬の手順と費用を知る]で、『離檀料(りだんりょう)』が出てきた。これも「墓じまい!」の本で知った言葉。『檀家(だんか)をやめるのに必要な費用』らしいけど、田舎の方だと、まだまだ存在するらしい。たぶんうちのお墓もそうかもしれない。
檀家(だんか)
特定のお寺に所属し、葬祭や供養を専属で行ってもらう代わりに、そのお寺を経済的に支援する家のことです。檀家制度は、地域の宗教的・社会的なつながりを深める役割を果たしています。お寺との関係を通じて、家族の絆や地域社会の結びつきが強化されることもあります。
檀家制度は、「生臭坊主」じゃなければ、いい制度だと思う。- お墓を引っ越しするにも、墓じまいするにも、どっちにしろ、お金と時間はかかることがよくわかる。
結局、金か…🫠💸 - 220ページ〜[まずは親戚に「お墓を継いでもらえないか」相談してみる]で、『お墓は相続財産ではない』、『お墓の承継者は親戚の人でもかまわない』ことを知ってビックリした。「息子だから」、「娘だから」と、継がなくてはいけないものだと思ってた。
(あのうちのお墓を継ぐ人は親戚でもかまわないのか…と、いろいろ考えてみるも、最終的にはやっぱり「自分」になりそうなことに気がついた\(^p^)/おわた、無理、維持費ないから継承できない。無理ゲー。笑)
- 222ページ〜の「お墓の引越し」の話の部分で『「久しぶりにお墓参りに行ったら、お墓がなくなっていてびっくりした。(略)」』で、笑っちゃいけないけど、笑ってしまった。
絵に描いたような、中年ぐらいのおじさんが久しぶりにお墓参りに行ったとき、「お墓がない!?」って唖然としてる姿を想像したら、おもしろかった。笑
- 225ページ〜[永代供養のお墓を利用する際はこの点に注意!]で『樹林墓地』が出てきて、「これも[墓じまい!]で読んだことある🤩」と思い出した。
【自分用メモ】
[合祀墓の注意点]225p〜
*合祀墓(ごうしぼ)は、料金が比較的安く設定されているが、あとから「お墓を用意したのでお骨を返してほしい」と言っても、特定の遺骨を取り出すのはほぼ不可能でなので、合祀墓にするときは、後悔しないように、費用だけではなく、その後についても、親族とよく話し合い、よく考えてから答えを出すこと。
*樹木葬では、(樹木葬に限らず)示された金額に何が含まれているのか、「内訳」、「オプション料金」を必ず確認すること。
また、樹木葬では、「緑が青々と繁った「春夏」だけでなく、木々が葉を落とす「秋冬」の景色も一度は見に行った方がいい」とのこと。『(秋冬になったとき)寂しすぎて後悔した』という声もあるらしい。
❷引っ越し先のお墓や供養はどうするの?【読書感想】
- 232ページ〜[新しいお墓は先走って買ってはいけない]で、『お墓は基本的に転売できない』、『「松本家の墓」と墓石に刻まれたお墓を誰が買ってくれるのかという話で、(略)』を読んで、「確かに😂」と思った。
- 『お墓はクーリングオフの対象外』であること。クーリングオフの対象となるお墓は、訪問販売や電話勧誘で“無理やり”買わされた場合のみ有効とのこと。
- 234ページ[お骨は「ゆうパック」で送れる]のタイトルを見て、「えぇーΣ(゚Д゚)」って
マスオさんばりに驚いた。(海外へ送るのは禁止されているが、国内なら「ゆうパック」で送れる)
- 237ページ〜[改葬にはいろいろな方法がある]の『改葬するケースのお骨は年数が経っているので、焼いたばかりのお骨みたいにきれいじゃないんですよ。(略)半ば土みたいになっていて、微生物もいっぱいついている』ので、もう1度、お骨を焼いたり、洗ったりするらしい。やっぱり、改葬にもお金と時間がかかる_φ(・_・ )
- 240ページ〜[供養をして後悔する人はいない]で『「何だ、供養しないのかよ」「成仏できないじゃないか」と文句を言う人はいても、「何だ、お前、供養したのかよ」とクレームを付ける人はまずいませんから。』というやりとりの『何だ、お前、供養したのかよ』が、笑うところじゃないけど、想像したら、クスッと笑ってしまった。
- 245ページ〜[維持費が途切れると墓じまいを要求される]で『宗旨替え』という言葉を初めて知った。
宗旨替え(しゅうしがえ)
信仰していた宗教・宗派を捨てて、別の宗教・宗派にかえること。「宗旨変え」とも書く。信仰している宗旨・宗派を変更し、または寺請制度に由来する菩提寺を別の宗旨の寺に変更すること。
- 250ページ〜[おわりに]で、『心から言わせてください。「情報を知り、やることが明確になるだけでも、不安が減りますよ」と。そして、「先延ばしせずに、元気なうちに済ませておくと、あとが楽ですよ」と。』この松本明子さんの言葉に頷けた。
《【第4章】教えて専門家の人!|先祖のお墓をどうしたらいいですか?》の【読書感想】でした☺︎
まとめ
今回の「本の目次+α(読書感想)」は、《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》をご紹介しました。
長きに渡って(笑)こちらの【本の目次】《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》の【読書感想】を書きましたが、めちゃくちゃ長くなったので、「part.1」「part.2」「part.3」と分けました。
ここのページは「part.3」です☺︎
「part.1」はコチラからどうぞ↓
❶【本の目次】実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方【目次+読書感想】part.1
「part.2」はコチラからどうぞ↓
❷【本の目次】実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方【目次+読書感想】part.2
「part.3」の[実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方]の読書感想は、【本の目次】〜[【第3章】教えて専門家の人!|思い出の品はどうしたらいいですか?]と[【第4章】教えて専門家の人!|先祖のお墓をどうしたらいいですか?]について感想をまとめました。
知らない言葉が多かったのと、著者の松本明子さんの「25年分の体験談」を256ページに渡り、「空き家」「家財整理」「墓じまい」など、生きていれば、誰しもが通る道のテーマがこの1冊の本になっているので、それを1記事にまとめようとすれば、20,000文字も超えるよな…😅と、とても読み応えのある1冊でした。(すぐに忘れてしまうので、何回も読み返したいと思います。)
1記事にまとめたら
22,959文字でした☺︎
(過去最多)
私のこの読書感想が、この世界にいる「誰か」の役に立てば、「ヒント」になれば幸いです。
最後までお読みいだだき、ありがとうございました☺︎♡
それでは、また。本の世界【5ページ目】で待っています。
今回ご紹介した本はこちら☺︎
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↓電子書籍
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