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このブログを執筆してるクロマク・リヒトと申します。
リヒトって呼んでください☺︎
こちらは、【本の目次】をまとめた「読書感想」ブログです。
今回ご案内する【本の目次】は、《「実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》のご紹介です。
毎年、夏のお盆の時期になるとお墓参りをするために、夏の風物詩ともなった(?)、年に1度の「帰省ラッシュ」が始まります。
「年に1度の帰省ラッシュ」、七夕の彦星と織姫みたいですね(?)☺︎☆
夏の風物詩といえば、花火・花火大会・スイカ・かき氷…など、楽しみが多々ありますが、それでも、脳裏によぎるのは「実家」の“今後”のこと。
地方出身で、実家には老親が1人暮らしをしていたり、親が亡くなっても、誰も実家に住む予定がないなど、「実家」の“今後”のことを『どうにかしなきゃ』と思いながらも、『そこまで急ぎではないし、なんとかなるだろう』と軽く考え、つい「実家」のことを先延ばしにしてしまう方も多いのではないでしょうか?
また、近年では少子高齢化が進み、『誰がお墓を守るのか』という「お墓」の悩みも増えつつあります。
そこでこの《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》の本の登場です。
(実家処分)(家財整理)(墓じまい)がよくわかる入門書!
《実家じまい終わらせました!》の本の帯の一部抜粋
\\\このような方に読まれています///
- 実家の今後のこと「実家じまい」(実家の始末)を考えている方
- 老親が住んでいる実家を継承することが難しい方、または、将来住むことは考えていない方
- 遠方でお墓参りが難しく、「墓じまい」を考えている方
- お墓のお引っ越しなどの「改葬」にかかる費用や手続きに不安がある方
- 遺品整理、生前整理などの「家財整理」を検討している方
- 将来、自分の子供たちに「実家」「お金」「お墓」のことで負担をかけたくないと考えている方
それでは、《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》の目次ページへご案内します。
- 《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》の目次
- 【第1章】「空き家」ってこんなにお金がかかるとは!
- 【第2章】教えて専門家の人!|実家の「空き家問題」はどうすればいいですか?
- 【第3章】教えて専門家の人!|思い出の品はどうしたらいいですか?
- 【第4章】教えて専門家の人!|先祖のお墓をどうしたらいいですか?
- 《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》の読書感想
- 【第3章】教えて専門家の人!|思い出の品はどうしたらいいですか?【読書感想】
- 【第4章】教えて専門家の人!|先祖のお墓をどうしたらいいですか?【読書感想】
《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》の目次
◇《実家じまい終わらせました!》の概要
[タイトル]実家じまい終わらせました!
──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方
[著者]松本明子
[出版社]祥伝社
[ジャンル]社会
[出版年]令和4年6月10日
◇《実家じまい終わらせました!》の内容
引用:祥伝社《実家じまい終わらせました!》より
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実家じまいで大赤字を出した松本明子さんが、
3人の専門家に聞いた――!
これから実家じまいをする人に必ず役立つ
?知っておきべき&やっておくべき”こと!!
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両親が数十年前に建てた念願のマイホーム。
現在は、みなさんが独立されて、
故郷に親御さんだけが住まわれている、
ゆくゆくは実家に住む人が誰もいなくなってしまう、
そんな状況ではないでしょうか?
とはいえ、日々忙しい中で、
頭の片隅に実家の後始末への心配はあっても、
現実の対処は先延ばしになってしまっている……
という方も多いでしょう。
しかし、そうして先延ばしにした結果、
タレントの松本明子さんは、
●空き家になった実家の維持費:約1800万円
にもかかわらず、
●売却時の初回査定額:約200万円
という大赤字を実際に出してしまったのです。
では、少子高齢化で空き家となる実家がますます増える中で、
これから実家じまいに取り組む方は、どうしたらよいのか――?
実家じまい体験者の松本明子さんが、
「あの時どうすればよかったのか?」
「これから取り組む人の注意すべきことは何なのか?」etc.を
【空き家の専門家】【家財整理の専門家】【墓じまいの専門家】
に質問して、教えてもらいました。
少しとっつきにくいテーマですが、
これから避けては通れないことばかり……。
松本さんと一緒に、初歩から
実家じまいについて、学んでみませんか?
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こんな人は、いますぐこの本で
実家じまいの情報を知ってください!
?地方出身で、実家には老親が一人暮らしをしている
?親が亡くなっても、誰も実家に住む予定がない
?実家は貸せばいい、売ればいいと軽く考えている
?実家の財産の相続税にいくらかかるかを知らない
?家財整理やデジタル遺品に潜む問題に気づいていない
?遠方の故郷に先祖代々のお墓がある
?改葬にかかる費用や手続きの仕方がわからない
?実家やお墓の管理でトラブルの火種を抱えている
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【第1章】「空き家」ってこんなにお金がかかるとは!
《【第1章】「空き家」ってこんなにお金がかかるとは!》は、18ページから始まります。
❶空家の維持に25年、かけた費用は1800万円! … 20
・宮大工が建てた父こだわりのマイホーム … 20
父の念願のマイホーム。普通の大工さんではなく、神社やお寺などを手がける「宮大工」さんに頼んで、釘を1本も使わない日本古来の伝統的な建築技術を用いた「木組の家」を建てました。
・親子三人でバーやスナックをハシゴ!? … 24
1960年代の高度成長期。子供の頃の父の給料は、そこそこよかったのでしょう。夜な夜なバーやスナックに繰り出します。それもひとりではなく『親子三人でバーやスナックをハシゴ』する。
以降の目次は、次の通りです。
- 27歳で両親を東京に呼んだ … 27
- 実家の維持費とローン返済でドケチ生活に突入! … 28
- 「実家を頼む」──父が遺した重すぎる一言 … 31
- 高松市役所からかかってきた電話 … 33
- 実家を避難場所に──かけた費用が350万円! … 35
❷父の思いに揺れた実家じまい、ついた売値は600万円 … 37
・テレビ番組への出演を機に実家じまいを考えるように … 37
実家をリフォームして4年が経ったころ。実家の空き家問題を抱える芸能人を特集した番組『私の何がイケないの?』(TBS)に出演をきっかけに「実家じまい」を考えるようになりました。
・バラエティー番組で取り上げた私の実家じまい奮闘記 … 40
『爆報!THEフライデー』(TBS)というバラエティー番組で、空き家になった実家の処分に奮闘する私(松本明子)の姿を取り上げてくれることになりました。
・売却成功!──人手に渡っても家は残せた … 43
空き家バンクに登録。売却は、せめてリフォーム代にかけた分の元は取れるように「600万円」に。空き家バンクに登録してから間もなくのこと。買いたいと買い手が現れるが───。
❸家財や遺品の整理は死ぬほど大変 … 46
・実家に残されていた大量の家財や遺品 … 46
買い手が見つかり、安堵したのも束の間、[実家に残されていた大量の家財や遺品]の処分という「実家じまい」の最後の「大仕事」が待っていました。
・廃棄処分になった20トン分の「ゴミ」 … 50
先祖代々から伝わる家財や骨董品、父の2,000冊以上ある本、母の着物や洋服は100着以上、私のものも大量にありました。家を引き渡す期間は3ヶ月後──。ほとんどの物が、20トン分の「ゴミ」となりました。
以降の目次は、次の通りです。
- あとから知った専門業者の存在 … 53
- 親が元気なうちに実家の話を … 54
- 残高1円の通帳のために高松へ来てくれ……!? … 56
- 最後に残ったのはお墓の問題 … 60
- 松本明子の実家じまい反省点! … 62
【第2章】教えて専門家の人!|実家の「空き家問題」はどうすればいいですか?
《【第2章】教えて専門家の人!|実家の「空き家問題」はどうすればいいですか?》は、64ページから始まります。
❶実家の空き家問題とは何か? … 67
・空き家がどんどん増えている … 67
『空き家になった実家の処分』の専門家、NPO法人 空家・空地管理センターの上田真一さんにアドバイスを対話形式で教えてもらいます。『教えて専門家の人!』
・空き家はなぜ増えているのか … 69
空き家が増えている理由の1つとして『住宅を作りすぎた』ことが挙げられます。また『住宅用の特例(固定資産税等の減免)という制度ができて、空き家の解体が抑制された』ことも要因だと考えられます。他にも経済効果が大きい───。
以降の目次は、次の通りです。
- 実家じまいは先送りするほど維持費がかかる … 73
- 空き家をきちんと管理しないと賠償責任のリスクが増す … 75
- 空き家の管理は体力も気力もお金も消耗する … 79
- 「特定空家等」に指定され、勧告を受けると税制上の優遇措置がなくなる … 80
- 空き家の管理で大切なのは近隣への挨拶 … 85
- 自分で管理できないなら専門の業者を利用する … 86
❷「負動産」にしないための実家の空き家対策 … 89
・ニュータウンの空き家は要注意 … 89
田舎の空き家は、売ったり貸したりするのが難しいと聞く。その状況、実は地方だけではなく、都市の近郊でも起きているという。特に[ニュータウンの空き家は要注意]だとか…。
・空き家の多い地域かどうかはネットでわかる … 91
“空き家の多い地域”の調べ方として、1番おすすめなのは『現地を見て回る』ことです。ですが、そうは言っても、遠方でなかなかそんな時間が取れない…。『現地を見て回る』ことができない場合は、『住宅・土地統計調査を利用するのがいいと思います。』つまり「ネットで検索」です。
以降の目次は、次の通りです。
- 空き家処分の99%は売却 … 94
- マンションも早めに売却する人が多い … 96
- 賃貸で成功する三つの条件 … 97
- 市場の現実を受け入れる … 99
- 田舎でも「即利用可」の空き家なら売れる … 100
- 売れるための努力を惜しんではいけない … 105
- 田舎でも「好立地」と「古民家」は売れる … 106
- テレワーク移住で好まれる物件とは? … 108
- 更地にするには多額の解体費用がかかる … 110
- 田舎に行くほど解体費は高くなる … 114
- 都心部でも売りにくい瑕疵物件 … 117
- 売れない空き家は、ご近所に売却を打診する … 121
※[瑕疵(かし)]… ①きず。欠点。また、過失。②法律上、なんらかの欠点や欠陥のあること。
※[打診(だしん)]… 指先や打診器で胸・背などをたたき、その音で内臓の診察をすること。比喩的に、相手に少し働きかけ、その反応で相手の意向などを判断すること。
❸親が元気なうちにやっておくべき空き家対策 … 123
・実家の不動産の権利関係を確認しておく … 123
空き家の問題を未然に防ぐには、『親が元気なうちにやっておくべき』です。相続が発生してからだと遅すぎるので、“親が元気なうちに”[実家の不動産の権利関係を確認しておく]ことが重要です。
・実家をどうしたいか、親の意向を確認する … 127
『実家の不動産の権利関係を確認しておく』の他に、親が元気なうちにやっておきたい「空き家対策」として、[実家をどうしたいか、親の意向を確認する]ことです。
以降の目次は、次の通りです。
- 親の思いは重い … 128
- 実家の生前贈与 … 130
- 実家の財産を把握する … 133
- 空き家の譲渡所得の3000万円特別控除 … 139
- 実家を共有名義にしない … 141
- 親の思いも子どもに残す … 143
- 相続放棄をするには … 147
- 親が施設に入る前にやっておくべきこと … 149
- 空き家の専門家に学んだ重要ポイントの復習! … 152
【第3章】教えて専門家の人!|思い出の品はどうしたらいいですか?
《【第3章】教えて専門家の人!|思い出の品はどうしたらいいですか?》は、154ページから始まります。
❶遺品整理を上手に進めるコツ … 157
・遺品整理も生前整理も基本は家財を整理すること … 157
『大量に残された家財の整理』の専門家、株式会社ワンズライフの上野貴子さんにアドバイスを対話形式で教えてもらいます。『教えて専門家の人!』
・大事なのは「無人島に持っていける3冊の本」の感覚 … 161
大量の物を「いるもの」と「いらないもの」に分けるのは大変です。特に写真などの思い出の品は、懐かしさに浸り片づけが進みません。自分の物ですら時間と労力がかかるのに、親の遺品整理はさらに困難です。そこで[大事なのは「無人島に持っていける3冊の本」の感覚]です。
以降の目次は、次の通りです。
- 片づけは「時計回り」で行なう … 165
- 仕分けの数だけダンボールを用意する … 166
- 写真の扱いを決めておく … 167
- 人形は捨てられない人が多い … 169
- マスクを外せる場所を確保する … 171
- 実家じまいは法事や神事を節目に考える人が多い … 172
❷生前整理は「終活」の考え方を取り入れるとうまくいく … 175
・親世代の価値観を受け入れ、寄り添う … 175
親が元気なうちに片付けを始めようとすると、時に反発があり、喧嘩になることもあります。生前整理をスムーズに進めるには、[親世代の価値観を受け入れ、寄り添う]ことです。
・親には片づけられない理由があるかもしれない … 178
親が物をためたり、片付けないのには、理由があるかもしれません。一見すると、ただ怠けているように見えることもありますが、子どもが「だらしない」「ボケたんじゃないの」などと言うと、親のプライドを傷つけてしまいます。もしかすると[親には片付けられない理由があるかもしれない]のです。
以降の目次は、次の通りです。
- 親の意向はエンディングノートを活用して把握する … 180
- 心を尽くして、親子で一緒にエンディングノートを書いていく … 188
- 親はどんなに年を取ってもお金や家は自分で管理したい … 193
- ID・パスワードには必ず「スペアキー」を! … 195
❸専門業者を上手に利用する … 199
・大事なものだけ回収したら、あとはお任せが一番 … 199
遺品整理や生前整理などの家財整理は、専門の業者さんを上手に利用しましょう。[大事なものだけ回収したら、あとはお任せが一番]です。
・気になるあれこれQ&A … 204
遺品整理や生前整理に関する疑問、「介護ベッドを置くスペースがない場合はどうしたらいいですか?」、「貴重品の類が出てきたときはどうなりますか?」などの、[気になるあれこれQ&A]で記載。
・家財整理の専門家に学んだ重要ポイントの復習! … 208
遺品整理や生前整理、「家の整理」に関する[家財整理の専門家に学んだ重要ポイントの復習!]します。
【第4章】教えて専門家の人!|先祖のお墓をどうしたらいいですか?
《【第4章】教えて専門家の人!|先祖のお墓をどうしたらいいですか?》は、210ページから始まります。
❶墓じまいはどうやればいいの? … 213
・墓石まで引っ越すケースはそう多くない … 213
『地方にある先祖の墓じまい』の専門家、明石行政書士事務所の明石久美さんにアドバイスを対話形式で教えてもらいます。『教えて専門家の人!』
・改葬の手順と費用を知る … 216
お墓のお引っ越し、改葬について、大きな流れと費用について掲載。多くの日本人が仏教式の葬儀を選ぶため、仏教をベースに[改装の手順と費用を知る]ところから進めます。
以降の目次は、次の通りです。
- まずは親戚に「お墓を継いでもらえないか」相談してみる … 220
- お寺や親戚の意向次第では分骨を考える … 223
- 永代供養のお墓を利用する際はこの点に注意! … 225
❷引っ越し先のお墓や供養はどうするの? … 232
・新しいお墓は先走って買ってはいけない … 232
お墓を新しく購入する前に、現在のお墓の墓じまいを確実に終わらせることが重要です。なぜなら、新しいお墓を買った後に親戚やお寺との間でトラブルが生じ、墓じまいが進まなくなる可能性があるからです。
・お骨は「ゆうパック」で送れる … 234
お墓が遠い、高齢で歩くことが難しいなど、「遺骨を郵送できないだろうか?」と考えている人も少なくないと思います。日本国内では、日本郵便の「ゆうパック」を使って「遺骨」を送ることができます。これは法律的にも問題ありません。ただし、海外への郵送はできません。
以降の目次は、次の通りです。
- 改葬にはいろいろな方法がある … 273
- 供養をして後悔する人はいない … 240
- 改葬で手元供養をするケースは少ない … 241
- 自分はどのお墓に入るのか …243
- 維持費が途切れると墓じまいを要求される … 245
- 墓じまいの専門家に学んだ重要ポイントの復習! … 248
おわりに … 250
松本明子さんが『大赤字を出した私が たどり着いた 家とお墓のしまい方』について綴った、本の終章。
ここからは、私自身の読書感想が続きます。
目次やあらすじを見て興味を持たれた方や、ネタバレを避けたい方、ご自身の目で確かめたい方は、ぜひ本を手に取ってみてくださいね。
《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》の読書感想
【第1章】「空き家」ってこんなにお金がかかるとは!【読書感想】
突然ですが、ここでお知らせ(?)のようなもの、です☺︎
【本の目次】実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方【目次+読書感想】を、1記事にまとめて投稿しようとしたら、22,000文字以上になりそうなので(超えました☺︎笑)、「part.1」「part.2」「part.3」に分けました☺︎
「part.1」はコチラからどうぞ↓
❶【本の目次】実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方【目次+読書感想】part.1
「part.1」の[実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方]の読書感想は、【本の目次】〜[【第1章】「空き家」ってこんなにお金がかかるとは!]について感想をまとめました。
【第1章】は、著者の松本明子さんの体験談から始まります☺︎
【第2章】教えて専門家の人!|実家の「空き家問題」はどうすればいいですか?【読書感想】
❶実家の空き家問題とは何か?【読書感想】
- 69ページ〜[空き家はなぜ増え続けているのか]の上田さんの言葉で『今後は松本さんのようなケースが増えるはずです。というのも1947〜1949年に生まれた団塊(だんかい)の世代が2025年にはみんな75歳以上の後期高齢者の仲間入りをするからです。』の1文で「来年じゃん(°o° )」と少しだけ焦りが見えた。
※[団塊の世代(だんかいのせだい)]… 昭和22年(1947)から昭和24年(1949)ごろの第1次ベビーブーム時代に生まれた世代。他世代に比較して人数が多いところからいう。
- 少子高齢化などのさまざまな理由が重なって、実家じまいしようと動き出しても、家を貸したり、売ろうとしても、「借りたい人」や「買いたい人」がいなければ、どうしよもないことは頷けた。
(でもなんとかしたい) - 75ページ〜[空き家をきちんと管理しないと賠償責任のリスクが増す]に出てきた「戸袋(トブクロ)」がわからなくて調べた。
戸袋は引き込み戸の収納部分
戸袋は、引き戸の扉が収納されるように箱状につくられている部分のこと。また、そのような引き戸を引き込み戸と呼ぶ。引き戸を用いる日本特有のものであり、海外ではあまり見られない。
主に日本の和風住宅で取り入れられ、雨戸を収納する場所として縁側や窓の敷居の端に設けられていたが、近年はライフスタイルも多様化して洋風の住宅が主流となり、それに伴いシャッター雨戸が普及し、戸袋のない住宅も増えている。また、戸袋は住まいの外側の雨戸だけでなく、掃き出し窓や室内間仕切り、室内扉など、住まいの内側のさまざまな場所に利用されている。
引用:SUUMO《戸袋とは?戸袋のある引き込み戸でスッキリした空間をつくろう!》より
- 人が住んでない空き家だと「戸袋」の開閉?をしないため、そこにハチが巣を作ることもあるのだとか。
怖すぎンゴ(˚ଳ˚) - 85ページ〜[空き家の管理で大切なのは近所への挨拶]。ご近所への挨拶か…🥺🌀
(人付き合い下手くそなのよね。苦笑)
❷「負動産」にしないための実家の空き家対策【読書感想】
- 89ページ〜[ニュータウンの空き家は要注意]で「丘陵(きゅうりょう)」が読めなかった。🥺笑
※[丘陵(きゅうりょう)]… あまり高くない山地。おか。小山。
- 「地域名 空き家」で調べてみたけど、思ったほどなかった。もう少しあると思ってた。ただ、値段がピンキリだった。また、売却の方が多く、賃貸は少ない印象だった。
- 94ページの[空き家処分の99%は売却]のタイトル見て、『やっぱり🙄』と思った。笑
- 空き家を賃貸にするにも、誰かに住んでもらうためには、リフォームなどして、綺麗にしないと住めないから、初期費用が数百万円かかって、家賃収入の回収で元が取れるのは2年半くらいかかるらしい。
- リフォームをして募集しても、入居者がすぐに見つからない可能性もあるので、もしかしたらそれ以上のお金と年月がかかるかもしれない。・・・難しい。🤔
- 99ページ[市場の現実を受け入れる]の『自分の所有する空き家は相場より高く売れると思いがちです。』に頷いた。うん、思いがち。(゚ー゚)(。。)ウン
- 『スーモなどに掲載されている価格を見てみてください。(略)最も高い価格で売れたとしても掲載されている価格になります。』→(交渉するにも)市場の相場を調べること。そして、受け入れること_φ(・_・ )
【自分用メモ】
[売るための努力を惜しんではいけない]105p〜
→ 空き家バンクに登録したら、それで「終わり🤤」ではなくて、役所の担当者が現地調査と“撮影”をするので、少しでも家の手入れ(特に夏は庭手入れなど)をしないと、そのまま(例えば、夏なら草ボーボーの状態)の写真が掲載されてしまうので、買いたい人は確実に少なくなる_φ(・_・ )
[田舎でも「好立地」と「古民家」は売れる]106p〜
*好立地:観光地、観光地に近い場所。
*古民家:好立地であること。建物の規模が大きく、柱や梁も太く大きくて見栄えするものに限る。
→『田舎の場合、「好立地」と「古民家」以外はなかなか厳しいのが現実です。』、やっぱり、いろいろ考えなきゃいけないことがあって難しいや_φ(・_・ )
- 110ページ〜[更地にするには多額の解体費用がかかる]。空き家を解体すると、固定資産税が大きく上がるらしい。やっぱり「マイホーム(家)」は、買った(建てた)時点で、「資産」じゃなくて「負債」になるんだなって思った。
- 『空き家に物をため込んでおくと最後までお金がかかるということですね。』→ 空き家に限らず、物をため込んでる人ほど、お金がかかってる(お金がない)気がする。少しずつ片付けなくちゃ。
- 114ページ〜[田舎に行くほど解体費用は高くなる]の最後の方の、造りが複雑な家の改修工事で普通の大工さんが直せないため、宮大工さんに入ってもらった金額(見積もり)が『1億5000万円』(笑)だと知って、びっくりした。
【自分用メモ】
[都心部でも売りにくい瑕疵物件]117p〜
※[瑕疵(かし)]… ①きず。欠点。また、過失。②法律上、なんらかの欠点や欠陥のあること。
*心理的瑕疵:事故や事件があった、いわゆる「事故物件」のこと。
*法的瑕疵:土地や建物が法律的な基準を満たしておらず、自由な使用収益が阻害されている状態のこと。〈(例)接道義務が守られておらず、再建築が不可な物件〉
*物理的瑕疵:大きく分けて、「建物の瑕疵」と「土地の瑕疵」の2種類あり、物件に物理的な欠陥や不具合があることを指す。
・建物については「雨漏り・シロアリ・耐震強度の不足」などがあり、
・土地については「土壌汚染・地中障害物の存在」などがあげられる。
❸親が元気なうちにやっておくべき空き家対策【読書感想】
- 123ページ〜[実家の不動産の権利関係を確認しておく]で『旗竿地(はたざおち)』という物件があることを知った。
旗竿地
敷地全体の形状を旗と旗竿になぞらえ土地のことをさします。または「路地状敷地」と呼びます。敷地は2m以上道路に接するように接道義務が定められています。大都市部に多い形状の土地です。基準に満たしていない土地は、一部例外を除いて再建築不可です。一般的に「旗竿地」は、接道の間口が狭い通路部分(敷地延長部分・路地状部分)の奥に、有効宅地部分(建物が建てられるスペース)があり、通路部分(敷地延長部分・路地状部分)は宅地ですが、建物は建てられません。なお、自治体によって「旗竿地」は、非常用進入口や消防法の関係等で3階建てが建てられないなどの建築規制が定められています。
引用:LIFULL HOME’S/ライフルホームズ《旗竿地とは?旗竿地の意味を調べる。不動産用語集》より
- 『旗竿地』の他にも、自分の家の水道管、下水管などが他人の土地を通っていたり、反対に他人の水道管、下水管が自分の土地を通っていた場合などにも要注意だと知った。
- 確かに移設するにしても、お隣さんと話し合いをしなくちゃいけないし、費用は誰がどっちが出すんだって金銭トラブルにもなりかねない…。(そもそもどうやってそれを調べるの?自分で掘るの?( ᐕ)?)
【自分用メモ】
[不動産の権利関係の事前調査]126p〜
*不動産の所有者は、法務局へ行って「登記簿謄本(とうきぼとうほん)」をとればわかる。(自分で掘るのはやめましょう。水道管が破裂する恐れもあります。)
※紙のときは「登記簿謄本」と呼んでいたが、コンピュータ化により「登記事項証明書(とうきじこうしょうめいしょ)」に変わった。内容は同じ。
※オンラインでも手続きができるとのこと。オンラインの方が手数料が安くなる。
*道路の問題・水道管、下水管がどこを通っているかは、「役所」に行けば、誰でも調べることができる。
- 127ページ[実家をどうしたいか、親の意向を確認する]〜128ページ[親の思いは重い]まで読んでて、「うちの場合は、いろんなことが複雑なんだよな…」と、しょぼくれた。
- うちの問題は、家族が“協力的ではないこと”が、この“複雑さ”を生んでるんだろうなと思った。
- 誰に相談すればいい?どうにかしたいけど、どうにもできない。だからこの本を買って、読みはじめたのだけど。
- 相続的に見て、最後は私になるんだろうな、この問題。困ったな。あの実家を維持できる「お金」がない。(´ω`)ショボボーン
【自分用メモ】
[贈与税・相続税について]132p〜
*生前に大きな額を一度に渡すと、かなりの「相続税」がかかる。
*「贈与」は、年間110万円までは課税されない。
*生命保険であれば、500万円までは「相続税」がかからない。
*非課税枠を活用すれば、税金をゼロにしたり安くすることができる。
*他にも「住宅取得資金」、「教育資金」、「結婚・子育て資金」などの、両親・祖父母から子ども・孫に「贈与」をしても「贈与税」がかからない「特例」がある。
- 134ページの『実家の財産価値がどれくらいあるかは国税庁の路線価図を使えばわかります。』で「路線価図」を調べてみたけど、マップがなかった。🥺🌀
- 143ページ〜[親の思いも子どもに残す]で、「遺言書」や「エンディングノート」についての話題が出てきて、前回執筆した【本の目次】墓じまい!の【読書感想】を思い出した。
- 146ページの『あれは子どもたちへの一種の手紙です。(略)モノだけでなく、親の思いも子どもに残す。それを子どもたちも受け止める。それこそが相続の本質ではないでしょうか。』の上田さんの言葉に泣けてきた。
- 147ページ〜[相続放棄をするには]で、『相続放棄をする人はあまりいないのが現状』を知った。→多額のマイナスの財産(借金)がある場合は、相続放棄するケースが多いらしい。
《【第2章】教えて専門家の人!|実家の「空き家問題」はどうすればいいですか?》の【読書感想】でした☺︎
【第3章】教えて専門家の人!|思い出の品はどうしたらいいですか?【読書感想】
【第3章】教えて専門家の人!|思い出の品はどうしたらいいですか?の【読書感想】は「part.3」にまとめました☺︎
「part.3」はコチラからどうぞ↓
❸【本の目次】実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方【目次+読書感想】part.3
「part.3」の[実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方]の読書感想は、【本の目次】〜[【第3章】教えて専門家の人!|思い出の品はどうしたらいいですか?]と[【第4章】教えて専門家の人!|先祖のお墓をどうしたらいいですか?]について感想を書きました。
【第3章】は、「遺品整理」、「生前整理」をする時に「思い出の品」をどう片付けたらいいかなど、「家財整理」について専門家の方に教えてもらいながら進みます☺︎
【第4章】教えて専門家の人!|先祖のお墓をどうしたらいいですか?【読書感想】
【第4章】教えて専門家の人!|先祖のお墓をどうしたらいいですか?の【読書感想】も「part.3」にまとめました☺︎
「part.3」はコチラからどうぞ↓
❸【本の目次】実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方【目次+読書感想】part.3
「part.3」の[実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方]の読書感想は、【本の目次】〜[【第3章】教えて専門家の人!|思い出の品はどうしたらいいですか?]と[【第4章】教えて専門家の人!|先祖のお墓をどうしたらいいですか?]について感想を書きました。
【第4章】は、「先祖代々のお墓は、どうしたらいいのか?」や「お墓の引っ越しは、できるのか?」など、「お墓」について専門家の方に教えてもらいながら進みます☺︎
まとめ
今回の「本の目次+α(読書感想)」は、《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》をご紹介しました。
長きに渡って(笑)こちらの【本の目次】《実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方》の【読書感想】を書きましたが、めちゃくちゃ長くなったので、「part.1」「part.2」「part.3」と分けました。
ここのページは「part.2」です☺︎
「part.1」はコチラからどうぞ↓
❶【本の目次】実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方【目次+読書感想】part.1
「part.3」はコチラからどうぞ↓
❸【本の目次】実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方【目次+読書感想】part.3
「part.2」の[実家じまい終わらせました!──大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方]の読書感想は、【本の目次】〜[【第2章】教えて専門家の人!|実家の「空き家問題」はどうすればいいですか?]について感想をまとめました。
知らない言葉が多かったのと、著者の松本明子さんの「25年分の体験談」を256ページに渡り、「空き家」「家財整理」「墓じまい」など、生きていれば、誰しもが通る道のテーマがこの1冊の本になっているので、それを1記事にまとめようとすれば、20,000文字も超えるよな…😅と、とても読み応えのある1冊でした。(すぐに忘れてしまうので、何回も読み返したいと思います。)
1記事にまとめたら
22,959文字でした☺︎
(過去最多)
私のこの読書感想が、この世界にいる「誰か」の役に立てば、「ヒント」になれば幸いです。
最後までお読みいだだき、ありがとうございました☺︎♡
それでは、また。本の世界【5ページ目】で待っています。
今回ご紹介した本はこちら☺︎
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